2020年03月31日

2020 Feb 20-2

下がる株価と経済実態
株価が下がる理由はその企業の企業価値が下がっているのではないか?という不安から来ている。

この不安が当たっていて本当に企業価値が下がっている可能性はもちろんある。

これはコロナに起因し売上が下がること。またビジネスリソースが手に入らないことから結果的にリソースが高くなっているからだ。

なので企業価値の下落は現実だ。不安要因は一部正しい。

ただ実態的な価値の下落はこの経済活動の停滞状態がどのくらい続くのかによって決まる。株価はその見通しを織り込んで下がっているのだ。

また借入が多い企業については倒産リスクが高まっている。これは特に今までの好景気に借入過多にしてしまった企業がたくさんありそのような企業は利益がなくなると借入を払えなくなり最悪倒産する可能性があるからだ。

コロナウイルスの根本解決(ワクチンと治療薬の開発)が長引けば弱い企業から倒産していくだろう。

人類の脅威と株投資」でも述べたがウイルスは人類の最大の脅威の一つだ。

人類はこのウイルスとの戦いに勝たないといけない。それは間違いないもののいつかがわからないことが現実以上の不安を作り出している。

不確実性との戦い
「先が見えない」ということが最大の不安要因なわけだ。

今後は市場は「確実性の増加」を探し始める。

感染者数の減少、政府の新しい打ち手、新薬の開発状況のアップデートなどが確実性の増加に寄与する要因でこのような情報に市場は敏感に反応していくだろう。


ハクゴ録「確実性を探し始める市場」


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(03:13)

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