2020年04月09日
バフェット最近静かだ
コロナ以降ウォーレン・バフェットはあまりメディアに出て来ていない。
また市場が下がって大きな投資をしたというニュースも聞かない。
バークシャー・ハザウェイは航空会社にたくさん投資しているがデルタ航空などを一部売ったというニュースは出ていたがそれ以外は妙に静かだ。
金曜日にアメリカの経済TV番組に有名な「ブラックスワン」の著者ニコラス・タレブ氏がTV出演していた。タレブ曰くコロナによる相場の下げは「ブラックスワン」ではないとのこと。
ニコラス・タレブ
これは経済の構造的なゆがみ、つまり価値のない証券に価格がつくという問題から来た株価の急変ではないからだ。
事実S&P500は high から lowへ 34%という大暴落をしたが2019年の年初からみれば11%下げただけだし現在の株価は2019年年初から見ると 12%高である。つまり成長率は低いものの「割安」とまではとても言えない。
タレブが言うように経済の構造的なゆがみが噴き出る形で暴落したのではないので単純に消費の一時的落ち込みというのが実態だ。
なのでコロナによる不確実性は残っているものの治療薬とワクチンがどんなに長くとも1年後には見つかっている可能性は極めて高い。なので最大1年の消費の落ち込みになりこれは甚大であるものの戦争が10年続くとかそのようなイベントと比較するとはるかに不確実性は低いのだ。
コロナの後バブルが来る
だからコロナで暴落したもののまだ本当の割安市場は来ていない。
コロナの後株価がバブルに突入する可能性は極めて高い。それがはじけた時が本当のバリュー買いのチャンスとなりバフェットはそこで動くのではないかと思う。
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