2020年10月16日
富が増える速度
優良会社の株など優れた資産を長期で保有すると投資家の富は増えていく。それは資産の本質的価値が上昇するからだ。
しかしその成長率には当然だが限界がある。
いくら願っても保有株の売上増加率には限界があるししたがって利益増加率にも限界があるからだ。
非現実的な利益増加率を前提とした株価で買うと後で株価暴落という形で長い年数を失うことになるだろう。
どんな優良資産でも利益増加率には限界がある。すなわち富の増加速度には限界がある。
しかしここで現金が加速装置となる。
なぜか?
これは株式市場が意味もなく下げることがあるからだ。
もちろん意味は誰かにとってはあるのだが特定の優良グレートビジネスにとっては意味がないのに株価だけ下がることがある。
これは奇跡ではなくわりと頻繁に起こる。10年で1回以上は起こるだろう。
この市場暴落時に現金を持っていると上記の「限界」を超えた株式投資パフォーマンスを出すことが可能だ。
なぜなら意味もなく株価が下げる時つまり投げ売りが起こっている時株価は一部ビジネスのファンダメンタルズに関係なく下にオーバーシュートするがいずれフェアな価格に戻るからだ。
これは投資家にとって願ってもいないボーナスでありグレートビジネス投資家はこのような機会には自分の投資先のビジネスが影響を受けないことを良く見極めた上で買っていく。
そしてそのための下準備として現金をポートフォリオにいつも一部持っていることが重要となる。
株式市場がグングン上がっている時は現金を持っていると効率悪くに感じるがいずれ役に立つ。
近い将来現金を富の加速装置として使うチャンスが来るのを待つ。これも長期で成功するために大切なこと。
ハクゴ録「市場が暴落する時現金は富の加速装置になる」
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