2021年07月28日
四半期決算発表
6月期四半期決算が本格的に始まった。今日は引け後にアップルのQ3発表。
6月期四半期決算が本格的に始まった。今日は引け後にアップルのQ3発表。
結果は非常に強かった。
売上は前年同期比+36%増と非常に強かった。予想に対しても11%高かった。
売上の半分を占める i-Phone の売上はなんと50%増。
利益率の一番高い Service 売上は33%増。
i-Phoneなど商品の粗利が約30%強なのに対しServiceの粗利は60%強。Service売上が期待される。
なのに株価は下落
直近一か月の株価の上げはこれを織り込んだためか発表後株価は1%下落。この動きはおかしいと思う。
その理由についてはアナリストは「不確実性がなくならない中で株価が下がる」、とか「サプライチェーンの混乱」などを挙げているが混乱しているのはアナリストでありアップルの事業は非常に堅調だ。
ハクゴもアップル株を保有しており今回の発表を受けもちろん継続保有だ。
アップルが抱える問題とは
アップルの問題点としては将来の成長に対する投資が不十分に見える。これは内部留保率の低さから言える。
つまりアップルはその膨大な利益を配当と自社株買いで株主に返してしまっている。これはぱっと見問題だ。なぜなら株主からすると将来の成長のためにもっと金を使ってほしいからだ。
これは新商品ネタ切れという説もある。或いはもしかするとアップルが成長に資本を必要としないという究極ビジネスという側面もある。
つまり新商品は少人数のクリエーターが企画し、製造は外だしで安く作り(アップルということで安くできる)、販路はもうできているので投資必要なしと。
内部留保を必要せずに成長できるわけだ。
この規模でこの業績。過去を分析し続けるアナリストたちには理解不能の企業だ。
ハクゴ録「アップル業績また爆発」
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