2021年08月06日

2021 Aug 6

2020年を振り返ってみた
昨日のWaters のブログで一年前コロナで相場が大きく下落していた頃のリンクを載せていた。

ふとあの頃何を考えていたのだろうと思いその後数日間のブログを振り返ってみた。

そもそもこのブログは自分の学びを多くの人にシェアしたいという気持ちで始めた。またその時々に自分が考えていることを徒然なるままに書き綴るという日記みたいな側面もある。

コロナで相場が大暴落するころメディア論、分析哲学、ビジネスを取り巻く情報環境について当時いろいろ考えていたことを当時のブログを再読して思い出した。

投資家という職業
投資と言うのは「正しい判断」だけで稼ぐことができる珍しい商売だ。
もちろんコーポレートガバナンスに入っていってリード、交渉、 啓蒙など物理的な活動に広げることもできるが「正しい判断」は必要条件だ。

その性質上、深く考え抽象性の高い思考と低い思考の高低を自在に繰り返す思考力が必要となる。
実際にビジネス経験を積むことで多くの人はこの思考能力を獲得できるが読書などの認知訓練で養うこともできる。両方使うのが一番だろう。

読書と自己成長が非常に役に立つ職業である点がハクゴが投資が好きな理由だ。正しい判断さえできればいくらでも儲けることができる。
その意味で読書というのもこのブログのもう一つの大きなテーマになっている。

大暴落時にどう行動するか。こうした重要局面での判断は将来のパフォーマンスに大きく効いてくる。

相場の大混乱時、投資家はどうすべきか?」(2020年3月16日)では「グレートビジネスの株価は必ず戻る。」と言い切っていた。

確かにどう収束するかはわからなかったがいつか正常化することだけは確かだと考えていた。その時平均が正常化するのであればグレートビジネスはそれよりもっと強く戻るはず。そう考えていた。

ビジネスは今後もさらに進化する
当時からすでに1年半が経ち経済は進化した。
経済はストレスを与えると進化する生物のようなものだ。人々の頭の中には常に新しいアイディアがいっぱいあり何かのきっかけでそれが実現する。コロナはその一つのきっかけでこの経験によって今後ビジネスはもっと進化する。

例えば事務的な顧客対応は全てネットベースになるとか、事務的な仕事だけなら在宅勤務になるとか、商品デリバリーサービスはほぼなんでもできるとかいろいろなことがコロナをきっかけに可能であることがわかった。

この経験をもとにビジネスはもっと効率化しもっと新しい商品・サービスができる。その中心となる技術を提供するビジネスは 今後も 経済を牽引していく新しい局面に入っていくだろう。

インフレや景気の踊り場などは来る。それは通貨政策や経済の行き過ぎなどは常にあるからだ。しかしそれは商品・サービス、ビジネスの進化を止めることはない。

 ハクゴ録「今後も経済は成長を続ける

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(23:50)

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