人生観

2021年05月17日

2021 May 17

キャッシュフロー・クワドラントというフレームワークで見える社会の構造
ロバート・キヨサキのキャッシュフロー・クワドラントではお金を稼ぐ方法としての職業を4つに分類している。

“E”.  Employeeサラリーマン
“S”. Self Employed  自営業
“B”. Business Owner  ビジネスオーナー アントレ
“I”. Investor 投資家

"B" (Business Owner) と"I" (Investor) に属する人は経済の仕組みを作り、またそれを所有する人たちだ。彼らは割と自由な生活スタイルを持っている。

一方サラリーマンは "E" (Employee)に属する。彼らは社会に溶け込んで生きている。サラリーマン社会は独自のしきたりや習慣がありこれから逃れることは難しい。いわば社会の枠にはめ込まれて生きている。これがサラリーマンが窮屈に感じる理由の一つだろう。

Eの人たちが枠にはめ込まれて生きているほうが "B" や "I" としてはビジネスをしやすいという一面がある。

高い家や車が欲しくなり、TVを見ては消費欲を掻き立てられる。しかし使った金がどこに行くかと言うと "E" や "I" のポケットに入るわけだ。これが資本主義社会の仕組み。

"E" や "I"も消費するが自由に使える金が多いため縛りが少ない点で大きく違う。

物欲はどこから来るのか?
何かが欲しいという物欲はどこから来るのだろうか。これは commercialismそのものだ。もちろん便利で楽しくexcitingな商品を買うことで楽しい部分はある。
しかしこの物欲はキリがなくある時点で虚しいものになるものだ。またこれは commercialism にカモられているに過ぎない。TVコマーシャルやそもそも学業や職業を選択する時点でも既成の価値観に大いに影響されている。
カモられること自体は害はお金だけだが別の価値、人生において大切な価値が見えなくなってしまう危険もある。

つまり commercialism によって見えなくなっているものがあるということだ。こっちのほうがヤバイ。

資本主義の構図でわかるのは「社会に溶け込む」ということは危険だということ。社会に溶け込むと人と同調する場面が増える。同調した行動を取りやすいということは消費行動が読みやすいということだ。つまりその先にはカモられる運命が待っている。

そして人生で大切な本質的なものが見えなくなる。この理由は行動が変わると人が注意を向ける先が変わるからだ。行動と心理は可逆的な関係にある。心理が行動を誘発するが逆に行動を変えると心理も変化する

注意を向ける先が社会に溶け込むことで変えらえてしまって いる。注意を向ける先が変われば当然気が付くべきなのに気が付かない物事が出てくるということだ。これが社会に溶け込む最大のリスクと言える。

もちろん "E" や "I"の人たちも消費するし悪いことではないがこの仕組みをわかったうえで消費しないと常にカモの対象になってしまうということだ。

社会に溶け込まないという考え方は一瞬違和感ある。しかしこの違和感は現状から抜け出るときに感じる違和感だ。

外部者、アウトサイダー、阻害されていると感じるのと怖い。これは本能からくる心理でもあるが後天的な心理が多分にある。他の人と別の方向でも生きていける。

現代こそ過去のいつの時代よりも他人と別の生き方が可能な時代なのに人は社会に溶け込んで生きている。

ハクゴは "I" に向かって進んでいるが  "I" に近づくほど社会への溶け込みが意味ないものに感じている。だからこそ金で買えるものも楽しいが限界があると感じる。

知恵や真実の探究などカネでは買えない楽しいものがもっとたくさんある。 自分の場合社会に溶け込むのがもともと苦手と感じていて日々会社で同調圧力を苦痛に感じるのだがそれは逆に成功する素質だと勝手ポジティブにとらえている。

なぜならI(投資家)で成功したその先には commercialism の中の価値とは別のものを探求しているのは明らかだからだ。

いきなり変えること難しいがそのような選択肢があると認識することが第一歩だろう。

ハクゴ録「社会に溶け込まない生き方も選択肢としてアリ

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(22:39)

2021年03月24日

2020 March 24

前回の続きでお金と人生観
確かにお金欲しい。

お金欲しいから投資やってるわけだ。

たまには休憩してなんでお金ほしいのか?考えてみた。

よくよく考えてみるとお金が「必要」という部分と「もっと欲しい」という部分に分かれるのではないかと思った。

これって両方とも幻想なんじゃないかという気がする。本当に「必要」なのだろうか?

そう思い込んでいるだけではないか?

別にサラリーマンでシャカリキに働かなくても死ぬわけじゃない。
競争しない窓際族でも生きていけるだろう。細々とした商売でもいろいろ稼ぐ術はある。 もっと田舎に引っ越せば生活費は安くできる。

ある種の思い込みの中で生きているということを認識していた方が良いと思った。つまり「競争しろ、もっと競争しろ」というプレッシャーを知らぬ間に受けていてそれにモロ影響されているのだ。
そもそも小さい頃から勉強しろというプレッシャーの中にはこれが一部含まれているはずだ。このことを再認識すべきだと思う。

他人に作られた幻想
これは会社社会のみならずTVコマーシャルなどで作られている物質社会のイメージ作りによっても行われている。つまり、「もっと高価な商品を買え。それが幸せな人生だ」と言わば洗脳されている面がある。

お金なくても現代では別に飢えて死ぬことはない。なので「必要」かと問われればそんなに必要とも言えなくなる。

これは人類史上画期的なことなのだ。歴史上人類は常に飢えの恐怖の中で生きてきた。もし過去の人がタイムマシンで現在にやって来て知ったら間違いなく全員が泣いて驚くだろう。

それなのにお金を「必要」と考えるのはおかしくないか?

安い家に住んでたって十分だ。安い家に住んでいるとひもじい感じがするかもしれないがこの感覚自体が既に洗脳されているのではないか?

安い家でも関係なく幸せに過ごせる自分に成長するべきでは?高い家が自分を幸せにするのではない。

車がなくても幸せに過ごせる自分に成長する。高い車が自分を幸せにするのではない。

綺麗な衣服がなくても幸せに過ごせる自分に成長する。綺麗な衣服が自分を幸せにするのではない。

高価なものが欲しい。これは「もっと欲しい」という部分でここはメディアが作り上げた虚像部分が大きいのではないか?そもそも流行なんてものと自分の幸せなんて全く関係ないだろうと思う。

このメディアが作り上げた虚像が少なからずあることをまずは認識すること。次に無視すること。それがこの無言のプレッシャーをはねのけるために大切だ。

年収が低いと貧しい暮らしとなるかもしれない。しかし家が狭いから不幸せとか、車が買えないから不幸せとか、このような思考自体既に洗脳されてしまっているのだ。
これは紛れもなく思い込みでハッキリ言って間違っていると思う。つまり高価なものやでかい家が自分を幸せにするのではない。

ここから派生して一流企業、一流大学を目指すなど気がつかぬうちに価値観をガイドされてしまっているのではと思う。

ハクゴはお金抜きで何が自分を幸せにするのかを考えるようにしている。

昔に比べりゃ100倍すごい
食事、医療、住居、教育など「人生のインフラ」は50年前、100年前と比較して格段に飛躍的に向上している。

200年前くらいに遡ると飢える心配がなかったのは特別な人に限られていた。今は全員がその状態にあるのだ。これはすごいことだ。

200年前の王様君主よりもはるかに効果的な医療サービスを皆が安価に手に入れている。
家は宮殿ではないかもしれないが。

でも宮殿が手に入らないから不幸せと考えるのはおかしい。宮殿が手に入らなくてもその他では過去に比べて十分とんでもなくすごい人生のインフラが誰でも手に入る時代に生きているのだからそれでもお金が必要と感じるのは何かおかしい。

実はすでに皆めちゃめちゃリッチなのだ。皆ロックフェラーが乗っていた車よりも良い車に乗っている。家はロックフェラーよりも小さいかもしれないが。大富豪が何が欲しいかと聞かれたらはデカい家よりもさらなるぜいたく品よりも良い医療サービスのほうを選ぶだろう。ロックフェラーよりもはるかに高度な医療サービスを我々は受けている。

「もっとお金が必要」だと感じるとしたら何か間違っている。

お金へフォーカスし過ぎな気がする。

ハクゴの場合の問題点
ハクゴの場合はお金がもたらす「自由」に価値を感じている。お金があれば嫌な仕事をやらなくても済む。

しかしこれは一部自己欺瞞だとも思っている。
つまり自分をもし変えられたらいやな仕事も嫌でなくなると思う。スキルが足りないがゆえに苦しい思いをすることもあるからだ。そもそも仕事は何か価値を生み出す過程であり本来楽しいものだ。でも自分のスキルが足りないがゆえに周りの人がイヤに見えたりする。それは周りの人に原因がある部分もあるかもしれないが自分を変えられない自分に原因がある。

実は自分の欠陥を他人のせいにしている部分がある。これが「自己欺瞞」だ。

完璧な人間はいないので皆少しずつ自己欺瞞やっている。そして自己欺瞞から間違った判断が生まれるのだ。「自分は悪くない。まわりが悪い」と。社会のせいにしたりしたくなる。ホントは自分の中にも原因が大いにあるのに。

「何が自分の人生で幸せにつながるのだろうか?」にもっとフォーカスを当てていきたい。それには自分の欠点をまず認識しそれを変えていく成長する自分がある。自分(Egoともいうが)を変えていくことが自己成長。これが大切なこと。

そして毎日幸せなことを探してそれを実感することが大切だと思う。毎日起こることが全部良いことではないにしても何か一つでも良いことがあったらそれを感謝するようにしている。


ハクゴ録「お金にフォーカスし過ぎない 」


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(22:35)

2021年03月21日

Oct14 2018 CF quadrant

金持ち父さん貧乏父さんシリーズ
ロバート・キヨサキの "Cash flow quadrant"という本がある。この本について昔このブログで述べたことがあるがこの本はかなり大切な内容なのでもう一度紹介したい。
サラリーマンとして働いても限界があるという事実を教えてくれる。

カネを稼ぐ職業の種類は世の中に主に4つの方法がある。簡単にそれぞれの長所・短所をまとめてみよう。

① "E" "Employee"  サラリーマン(雇われ社長も含む)
利点;失敗しても個人財産を失うリスクがほぼ無い。安定している。金もらって様々な経験・勉強できる。
リスク;機会利益の喪失。自分の時間を売っているから。仕事ばかりに人生の時間を取られる。

② "S" "Self Employed"  専門家 弁護士とかCPAなど
利点;資格などで差別化しやすい。
リスク;自分が働いた分だけ稼げるが休暇などを取って働けない時間は稼げない。

③ "B" "Business Owner" アントレプレナー、オーナー経営者
利点;アップサイドが青天井。時間を自由に使える。
リスク;初期投資で大きくリスクをとる必要があり、失敗リスクは高く失敗した場合個人財産失う。他の業界に移りにくい。

④ "I"  "Investor" 投資家
利点;アップサイドが青天井。投資先業界に制限がない。自分の時間がある。
リスク;大成功する確率は低い。失敗した場合のリスクは大きい。

◆通常みな①の "E" から始まる。①は会社にこき使われる人生。
ケタはずれの金持ちになるには③か④しかない。
◆ いずれ引退して仕事を辞めたら④以外は消費とともに個人資産は減っていく可能性が高い。それに対し④は一生個人資産を増やし続けることができる。

④が一番いい。④を目指すべきだ。

ハクゴは今はサラリーマン投資家だ。サラリーマン①をやりながら④投資家になるスキルを磨き、いずれ独立するということ。これに挑戦している。これは投資を学んでいけば多くの人に可能な選択肢だと思う。

実際やっていると投資は非常に学ぶべきことが多い。ビジネスの知識と世の中の知識を経験と読書などを通じて積み上げていく。

時間がかかるのでサラリーマンやりながらじっくり学びながら実践すると言うやり方は悪くないと思っている。

ハクゴは若いころから③をやりたいという気持ちは常にあるがなかなか勇気がない。

アーリーリタイア目指す人にもクワドラントは必須の知恵
給料を貯蓄するだけではアーリーリタイアを実現するだけの金はなかなか貯まらないが④は投資に興味ある人であればアーリーリタイアする資産を貯めることは十分可能だと思う。いわゆる FIRE というやつだ。

無駄な支出を抑えて残ったお金を投資に回すこと。

多くの人が推薦している本だがロバート・キヨサキの「金持ち父さん、貧乏父さんのキャッシュフロー・クワドラント」は非常に重要な本だ。是非ビジネスで成功を目指す全ての人にお勧めする。


ハクゴ録
「キャッシュフロークワドラントは重要な本」

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(06:30)

2020年10月21日

2020 Jun 27-3


成功とは選択
何事も成功するために日々頑張っているわけだが投資でもいかに成功するかを常に考える。
大きな資産を築きたいから投資をしている。

例えば1億貯めたら5億欲しくなるし5億貯めたら10億ほしくなるだろう。しかしよくよく考えてみると「すでに結構成功しているぞ」という思考はそのような思考を自分で「選択」している。

より高い目標を達成するためには「10億の次は100億」と考えていく必要だが一方で「もう十分成功している」という思考を「選択」できないといつまでたっても満足感が得られず人生的には幸福感が下がると思う。

今の状態を満足する(楽しむ)能力は絶対必要だ。

「すでに十分成功している」
「すでに素晴らしい状態にいる」
「こんな時代に生まれて良かった」
「ありがとう」

という感覚・思考は自分が選択しているのだ。他の誰にも命令されたり決められたりするものではない
こうした感覚を選択できないとしたらヤバい。
投資でも日々努力するものの小さな成功をしっかりかみしめることも意識的にやってきたい。

そもそも「投資で儲ける!」と思い立っている時点である程度安全で秩序ある社会に生まれているわけでそのこと自体も十分感謝に値することだ。

当たり前すぎる、と言われそうだがこれができるかできないかでは人生大きく変わると思う。

また当たり前ではない。人類の歴史上安全で秩序ある時代・社会に生まれる確率は多分1/100以下だと思う。つまり奇跡的な成功を生まれた時点ですでに皆達成しているのだ。

十分感謝できるだろうか?感謝・達成感を選択できるだろうか?この小さな感謝ができないと100億貯めても達成感を感じられないだろう。

投資で一つ great decisionができたらそれを十分かみしめる。

「なぜうまく行ったのか。またきっとできる」
 「賢明なる投資家」のマインドセットとは「また将来何度でもgreat decisionsができる」というものだ。

これは感謝することと自己肯定感を高めるという点で心理的に同じものだ。だから小さな感謝はとても大切なこと。


ハクゴ録「毎日感謝しよう


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(07:50)

2020年03月23日

2019 Mar 21-1


人類の脅威とは?
コロナウイルスをはじめ疫病とは歴史的観点からみると人類にとってどのような事件なのだろうか?

過去の歴史をみても今回のような疫病による株式暴落と言うパターンは未曽有だ。

疫病は人々の生命に影響を与える大事件だ。疫病は人類にとっての最大の脅威の一つだろう。大きな視点から人類にとって他にどんな脅威があるのだろうか?

人類の脅威はいくつもあるが一般的にその発生確率は低い。以下に人類の脅威をまとめてみよう。

まず「人類の脅威」とは何かというと人類という生命体の個体数を急激に下落させる原因という定義がフェアだろう。

【人類の脅威その①】気候変動や隕石の落下など
まさに "Act of God" と呼ばれるもの。地球の歴史の中で "Mass extinction"と呼ばれる事象で地球上の全生命体の個数が70%以上減少するという事件で地球の歴史上過去5回あったのだ

これ起こったら終了だがこれが起こる確率は一億年に一度程度の確率なのでしばらく心配いらないだろう。

解決方法は火星など別の星を人類が住めるように改造することで移住する所謂 "Tera forming" や 生命工学による不死の開発を含め耐性を強くする、人工知能による人工自我 "my otherself" の開発などがあるが難易度が高過ぎ

【人類の脅威②】食べ過ぎ
なんと人類の2番目の脅威は糖尿病を付随する合併症による死亡。これは意外に数が多く戦争などの比ではない。先進国で大きな問題だ。世界の中間所得層で大きな問題となっている。①と比較して解決難易度は超激低い。なのになんと2番目。みんなこれは解決しようよ。(つまり①解決して②で終了した場合かなりアホで終わる)

【人類の脅威③】疫病
これにコロナウイルスが該当し超甚大。人類史上最大は14世紀の黒死病と20世紀のスペイン風邪だ。犠牲者は数千万人から一億人を超える規模となる。

【人類の脅威④】戦争
これにはテロなどは入らない。テロは脅威ではあるが人類の個体数を急減させる能力はないからだ。戦争は超大変な出来事だが数百万人という規模ので疫病を下回る。

疫病は甚大な出来事
このように見てみると疫病というのは人類にとって非常に甚大な事件であることがわかる。過去にも疫病の発生はたくさんありそのたびに免疫を付けて人類は耐久力をつけてきた。

特に15世紀にはじまった大航海時代の始まりにより西洋人がアメリカ大陸、アジアに進出してきた時代に免疫を持たない原住民は疫病によって多くが亡くなっているのだ。

例えばアメリカインディアンは西洋人との戦いで亡くなった人の数よりも西洋人が持ち込んだ疫病による死者の方が多いのだ。

長期で見るとチャンス
これがコロナウイルスの地球の歴史的観点から見た位置づけであるがこのような稀有な事件は投資という観点でみると大きなチャンスである。

経済活動が原因で暴落しているわけではないため人類がこの戦いに勝てば少なくともグレートビジネスのほとんどは元の状態に戻ると考えられるからだ。

いろいろ述べたが結論を一言で言うとそのうち買い場が来るということだ。

ハクゴ録「人類の脅威に打ち勝てばグレートビジネスは復活する


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(00:06)

2019年07月29日

2019 July 28

若くして成功し引退した人の悩み
だれも皆なるべく若くなるべくリッチになりたいと願うものだ。しかし実際に20代でミリオネアになり引退した人は意外に楽しくない部分もあるらしい。

うらやましい悩みだが実際の声を聴くといろいろ参考になる部分も多い。以下のような問題があるようだ。考えてみよう。

①Identity crisis
 What do you do for living?「お仕事は何をなさってますか?」と人に聞かれるのが辛いとのこと。つまり何もしてませんと言うと帰属意識がなく identityを感じないのが寂しいそうだ。
しかし今ではいろんなソーシャルメディアがあるし自分と似た境遇のグループを探すのはそんなに難しくないだろう。若いリッチなグループを探せばよいだけでこれは大した問題ではないだろう。

② 引退したことへの後悔

やっぱ早く引退しなければよかったのでは?という過去の自分の決定についての疑問だ。

これは「後悔」というものを人生でどう扱うかという問題に含まれ別に若いリッチマンだけの問題ではない。まずもって未来に自分がどこに向かっていくかという未来への志向の方が過去をどう扱うよりはるかに重要だ。

また過去の出来事は何が起こったかより起こったことを「どうとらえるか」をマネジすることに尽きるのでこれは乗り越えることは メンタルトレーニング で十分可能だ。自己成長とはより良い哲学を作っていくこと。この日々の研鑽が②の問題を解決する。

③妬みもあってフェアに人は扱ってくれない
若くてリッチ過ぎるので人の扱いが冷たい。これも自己成長で解決できるもの。「人が自分をどう扱うか」は自分ではコントロールが難しい。しかしその扱いを「どうとらえるか」は100%自分がコントロールできるもの。

この違いを知ることがまず重要。次に「なぜ自分はそうとらえてしまうのか?」という自己分析が重要。これは「承認欲求」、「他人への期待」という感情がベースになっていることが多い。このベースから乖離する刺激を受けると承認欲求、他人への期待というコンフォートゾーンから出るのでネガティブな情動が発生するわけだ。

他人に期待しない。これは6月12日の「他人の批判は気にしない」を参考にしてほしいが自分の価値は自分が評価するべきだという自己愛を持つトレーニングが大切となる。
③は難度高いがすべての人に共通の課題である。

④それほど楽しくない
若くてリッチになっても大して楽しくないらしい。

これは興味をどう広げていくかという問題でこれも若いリッチマンに限った悩みではない。人は自分のコンフォートゾーンに閉じこもっていると興味は広がっていかない。

しかしこれはトレーニングで 十分解決可能だ。興味を如何に広げるかについては伯Goのプロフィールにも書いてあるが個人的に非常に興味を持っている。このブログでも引き続き紹介していきます。

⑤ヒマ
これは④で興味を広げていけば時間がすごく充実したものになるので④と一緒に解決可能。

⑥Passionやmotivation を保つのは難しい。
これは④に同じ。

自己成長と経済成長
このような若いリッチマンの悩みを聞くと「自己成長」がカネとともに大切なのがわかる。したがって「勝てる投資法」をいくら研究しても自己成長が伴わないと決して人生楽しくならないというわけだ。なので自己成長が儲ける方法研究と一緒に進んでいかないとダメだと思う。

金を稼ぎたいという欲求の根源
さらに言うと「金を稼ぎたい」という欲求そのものが時に実は自分の別の問題を棚上げしたいという心理からくる場合がある。もちろんそうでないケースの方が多いと思いたいが。つまり衣食住といった基本的な経済的欲求あるいは贅沢を楽しみたいという欲求ではなく自分の他の問題から逃れたいという欲求がベースになっている場合だ。
これは自分の別の問題を解決したくないから金さえあれば幸せになれるのでは?と思いたいという情動が発生するのだ。

簡単に言うと本当は向き合わなければいけない問題から自分が逃げているということ。これは「自己欺瞞」であり様々な社会問題の心理的根源なのだ。

自分も欺瞞を持っている。それは良くない。直していかないといけない。

そのためのまず第一歩はその問題を心の中で隠さず認識することだ。紙に書いて書きだすなどしてはっきりと現実を見つめ認める。ほとんどの人がこれをやらない。

そして歪んだ認識を楽観的ではなく「現実的な認識」に矯正していく。このような作業がメンタルトレーニングであり自己の成長に役立つ。

自己成長が進むと感情に左右された意思決定も少なくなるし、欺瞞からくる人への迷惑行為や差別心も少なくなる、また誤った現実認識から意味のない不安なども少なくなるのだ。

当然株式投資でも「買いたいから買う」ではなく「買うのが合理的だから買う」という判断が可能となり結果的にバリュー投資で大きく儲けることができると信じている。

全部つながっているのだ。これが世界の姿。因果関係ではない。関係性がすべてを繋いでいる。

ハクゴ録
「自己成長とお金の成長を一緒に出来たら最高」


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(02:52)