ポートフォリオ
2024年01月03日
2023年年間成績
2023年が終了。ハクゴは2010年にこの株式投資をはじめ、早14年が経った。
2023年一年間の成績は以下の通り。今年も追加資金はなし。
絶対リターンではなくあくまで市場全体に対しての相対リターンが重要。市場全体(S&P500指数)との相対リターンをアルファと呼ぶ。2023年一年間のハクゴのアルファは+6.5%と満足のいく成績だった。
S&P500は24.2%成長と非常に強い一年だったがこれは2022年に大きく下落したことが一つの大きな要因なので2022年〜2023年の2年間でS&P500の成長率を見てみると、年平均の成長率は+0.04%とほとんど成長していない。
トップ10銘柄とそれぞれのアルファへの寄与度は以下の通り。
トップ10銘柄とそれぞれのアルファへの寄与度は以下の通り。
アルファへの寄与度はアマゾン、グーグル、マイクロソフトの順でアルファ寄与度が大きかった。
アマゾンのアルファは56%と非常に高かったがハクゴのアマゾン株保有株式数は1年前と比べて30%増加した。アマゾンについては過去ブログ「アマゾンの決算について」(2023.5.5)などをご参照。
そして2023年のハイライトは何といってもダラー・ジェネラル(ティッカーDG)。激しく暴落する過程で買い増しを続け昨年末時点から保有株数は7.1倍に増え投資した資金としては過去最高額の投資となっている。(ダラー・ジェネラルへの投資については過去ブログ「ダラー・ジェネラルCEO交代」(2023.10.13)などを御参照)
ハクゴの長期の成績
そして2023年のハイライトは何といってもダラー・ジェネラル(ティッカーDG)。激しく暴落する過程で買い増しを続け昨年末時点から保有株数は7.1倍に増え投資した資金としては過去最高額の投資となっている。(ダラー・ジェネラルへの投資については過去ブログ「ダラー・ジェネラルCEO交代」(2023.10.13)などを御参照)
ハクゴの長期の成績
長期でS&P500を上回ることが投資家としてのスキルを表す。過去5年、及び投資開始以来14年前のS&P500に対する超過収益(アルファ)は以下の通り。
まだ全然大したことない成績だがこれを高めていくことを今後も目指していく。
ハクゴ録「長期でアルファを上げていく」
下の「米国株」のところで応援クリック、コメントいただけると大変励みになります!
↓
米国株ランキング
(00:48)
2023年09月30日
2023年も3/4が終了
年初来から9か月間のハクゴのパフォーマンスをチェックしてみると以下の通り。
絶対リターンではなくあくまで市場全体に対しての相対リターンが重要。市場との相対リターンをアルファと呼ぶ。Q3までのハクゴのアルファは5.7%とまあまあの成績だ。
これを銘柄別に分解すると以下のようになる。
ダラー・ジェネラルが大きなマイナス要因
グーグルが大きなプラス要因だがマイナスになったのはダラー・ジェネラル(DG) 。
ダラー・ジェネラルは株価が豪快に下がった。なんと年初来 57%も下がっている。業績が悪化し株価が大幅に下落したが6月末から9月末に下落する過程で買い増しを続け6月末に比べ持ち株数は2.6倍に増えた。
他に6月末から大きく変わった点はCHDを約3/4を売却した。6月末は4位だったが9月末では10位に落ちている。売った理由はバリュエーションが高すぎるのと買収戦略があまりうまくないため優位性に疑問を持ったため。(詳細は「チャーチ・ドワイトの減損について」ご参照)。
トップ銘柄で4年以上保有していたが前回の大幅な減損でかなり??になった。
ハクゴ録「インフレ・高金利の環境下でもS&P500は 11.7%も上がっている」
下の「米国株」のところで応援クリックいただけると大変励みになります!
↓
米国株ランキング
(06:48)
2023年07月01日
四半期ごとにパフォーマンスチェック
2023年半期が終了。6か月の成績を見てみたい。毎回同じだが投資の成績は絶対パフォーマンスではなくS&P500に対する相対的なパフォーマンスである「アルファ」を計測している。
2023年6月末までのアルファは以下のように+7.6%と非常に良い成績だった。
これを保有株ごとに分解すると以下のようになる。
高いアルファとなった主因は保有株のトップ3、アップル、グーグル、マイクロソフトが高いのアルファを出したため。
一方でダラー・ジェネラル(DG)はアルファが大幅にマイナスとなった。また前回までトップ10リストのっていたウォーターズ(WAT)は株価が下がりトップ10から外れた。その代わりに「アクセンチュアとサウスウェスト航空を本日購入」(2022.12.30)でも紹介したアクセンチュアがトップ10入り。アクセンチュアは最近買い増しをしている。
アルファが大きくマイナスであるDGについては「ダラー・ジェネラル20%暴落!」でも紹介したが株価は下がっているが競争優位性については問題ないと考えており少量だがこの時買増した。
長期の成績はどうか
投資家として最も大切なパフォーマンス指標は長期のアルファだ。長期で高いプラスのアルファを出すことが最終ゴールだ。
それでは長期のアルファはどうなっているか。ハクゴの過去5年、過去10.5年のアルファは以下のようになっている。
長期でもアルファはプラスとなっており成績は年とともに良くなってきている。
下の「米国株」のところで応援クリックいただけると大変励みになります!
↓
米国株ランキング
(05:43)
2023年04月01日
2023年Q1が終了
パフォーマンスを計る尺度は毎度同じで絶対リターンではなく市場全体に対する相対リターンが重要。
ハクゴは「優れた投資家になる」ということを投資活動の重要なゴールと考えている。
優れた投資家とは「より少ないリスクで、より高いリターンを上げる」投資家だ。株式投資のリスクをとっているため投資家としての成績は市場全体に対する長期の相対リターンを見ている。市場より小さなリスクで市場より大きなリターンを上げたい。
パフォーマンスを計る尺度は毎度同じで絶対リターンではなく市場全体に対する相対リターンが重要。
ハクゴは「優れた投資家になる」ということを投資活動の重要なゴールと考えている。
優れた投資家とは「より少ないリスクで、より高いリターンを上げる」投資家だ。株式投資のリスクをとっているため投資家としての成績は市場全体に対する長期の相対リターンを見ている。市場より小さなリスクで市場より大きなリターンを上げたい。
そして市場のパフォーマンスとしてS&P500と比較している。
2023年Q1の相対リターンの結果は以下の通り。
2023年Q1の相対リターンの結果は以下の通り。
アルファが+4.6%と良い成績だった。
また、保有トップ10銘柄は以下の通り。
また、保有トップ10銘柄は以下の通り。
Q1に買い増した主な株:UNH, MSFT
Q1に売った主な株:NKE
自己評価と振り返り
四半期でアルファが高かったのは良いことだが、投資の成績で最も大切なのは長期のアルファだ。
ハクゴの過去5年、過去10年間のアルファは以下の通り。
アルファ
過去5年 : +3.9%
過去10年 : +0.8%
これを見ると長期(10年)ではほとんどS&P500と同じなのでたいして優れていないと言える。つまり平凡な成績だ。
過去5年で見ると+3.9%なので腕が上がっているとも言えるが5年という短い期間なのでそう結論するには早いと思う。あと5年後に過去10年のアルファが+3.9%以上なら腕が上がったと結論できるのではないかと思う。
今言えることは「少しずつ投資家として良くなってきている可能性がまあまあ高い」ということだろう。
10年前と今とでは投資とビジネスへの理解が深まり、見える世界が広がっているという実感が強くある。しかしその割には成績はそんなに伸びないという実感もある。過去を振り返るとそんな感じだ。
一方、自己分析で自分の弱みを挙げるとしたら、
今後もやることは変わらず。
過去5年 : +3.9%
過去10年 : +0.8%
これを見ると長期(10年)ではほとんどS&P500と同じなのでたいして優れていないと言える。つまり平凡な成績だ。
過去5年で見ると+3.9%なので腕が上がっているとも言えるが5年という短い期間なのでそう結論するには早いと思う。あと5年後に過去10年のアルファが+3.9%以上なら腕が上がったと結論できるのではないかと思う。
今言えることは「少しずつ投資家として良くなってきている可能性がまあまあ高い」ということだろう。
10年前と今とでは投資とビジネスへの理解が深まり、見える世界が広がっているという実感が強くある。しかしその割には成績はそんなに伸びないという実感もある。過去を振り返るとそんな感じだ。
一方、自己分析で自分の弱みを挙げるとしたら、
- 銘柄数がまだ多すぎるということ。15銘柄くらいに絞りたい。
- 現金比率がまだ少ないこと
- 小型株への投資が少ないこと。
今後もやることは変わらず。
グレートビジネスの調査(発見・確認)とともに幅広い読書で自己研鑽を続けること。
経済指標がどっちに動こうが金利がどっちに動こうが関係ないと考えている。
ハクゴ録「引き続き自己研鑽と企業分析」
下の「米国株」のところで応援クリックいただけると大変励みになります!
↓
米国株ランキング
(03:27)
2022年10月03日
2022年第3四半期終了
2022年もQ3が終了。2022年Q3までの結果は以下の通り。
パフォーマンスは絶対値よりもS&P500との比較、つまりアルファが重要。ハクゴのポートフォリオは大きく下がっているがS&P500との比較ではわずかな減少にとどまっている。
ハクゴポートフォリオの年初来アルファは-0.4%だった。つまりS&P500よりやられが0.4%大きかった。3か月前の-1.5%から若干改善したがいまだプラスにならない。
新規資金の投入はなくトップ10も順位は少し入れ替わりあるが顔ぶれは3か月前と全く同じ。
新規資金の投入はなくトップ10も順位は少し入れ替わりあるが顔ぶれは3か月前と全く同じ。
アルファが2Qから悪化した2銘柄について。
チャーチ・ドワイト (CHD):
チャーチ・ドワイト (CHD):
もともとバリュエーションが高かったところに金利高で大きな調整となった。今の$71でもまだ少し高く見える。しかし長期で見ると過去10年で株価は2.7倍となっており十分なリターンだ。ファンダメンタルズは変わっていないため引き続き保有。
ウォーターズ (WAT):
ウォーターズ (WAT):
コロナで売り上げが大幅に増え株価が大きく上がった銘柄。それの調整となっている。過去10年で株価は3.2倍となっており十分なリターンだ。
このように短期では株価が下げていても長期的なパフォーマンスが市場平均を大幅に超えている場合短期の株価に一喜一憂するのは意味がない。
一応定期的にチェックする理由はその都度アナリストコールなどでその企業の経営状態について読んだり聞いたりすることで理解を深めるということと割安になった場合は買い増していくため。
今後やるべきことは特に変わりない。引き続き保有ビジネスの理解を深め、業績をフォローし本当にグレートビジネスなのかどうかの確信を深めていくこと。
今はベア局面なので買いたい銘柄割安度合いを両睨みで整理しておくのが良いだろう。ベア局面は長期では買い場となるだろう。
ハクゴ録「米国株式は大幅調整中。グレートビジネスを買い増すチャンスかも」このように短期では株価が下げていても長期的なパフォーマンスが市場平均を大幅に超えている場合短期の株価に一喜一憂するのは意味がない。
一応定期的にチェックする理由はその都度アナリストコールなどでその企業の経営状態について読んだり聞いたりすることで理解を深めるということと割安になった場合は買い増していくため。
今後やるべきことは特に変わりない。引き続き保有ビジネスの理解を深め、業績をフォローし本当にグレートビジネスなのかどうかの確信を深めていくこと。
今はベア局面なので買いたい銘柄割安度合いを両睨みで整理しておくのが良いだろう。ベア局面は長期では買い場となるだろう。
下の「米国株」のところで応援クリックいただけると大変励みになります!
↓
米国株ランキング
(05:51)
2022年04月01日
3月末ポートフォリオ
2022年第一四半期が終了した。早速結果を見てみると。。
2022年第一四半期が終了した。早速結果を見てみると。。
ハクゴは自分のポートフォリオのリターンとベンチマークとしてS&P500のリターンを比較している。
S&P500指数は一時13%も下げたわけだが最近ではだいぶ戻してきている。
アルファは -1.6% となった。短期で結論はできないもののマイナスは良くない。しかも下げ相場ではキャッシュを一部持っている分指数には勝ちやすいはずなのに。。。
マイナスだがそんなに悪いわけでもない。このボラティリティの中で持ちこたえた感がある。
以下が3月末保有株 Top10 リスト
悪かった主因は3位のFDSが-10.7%と大きく落ち込んだこと、また、WATの16.7%下げもきつい。
もう一つは Top10に出てこないがペイパルが -39%と大暴落したこと。
3か月前から変わった点
12月末のポートフォリオから大きな変更は以下の通り。新規入金はいつも通りなし。
新たにトップ10に入った銘柄
新たにトップ10に入った銘柄
- ウォーターズ(WAT), マイクロソフト(MSFT), 「オライリーを新規購入」(2022.2.28)でも紹介したオライリー (ORLY)が新たにトップ10銘柄に。
トップ10から消えた銘柄
- ISRG, ILMN, SYK は売却した。良い企業だが他により良い投資機会があったため。またISRG, ILMNはバリュエーション的に高過ぎたため売却した。全て医療機器関連銘柄。ハクゴは新規入金はもう数年間行っていないため新たな銘柄を買う場合は他のどれかを売却している。
その他
Othersは表に出てこないが、「スモールキャップ "LMAT" に投資」(2021.7.15) で紹介した LMAT などいくつかの銘柄を売却した。理由は同じでバリュエーションが高いものが主で他の銘柄に資金をシフトするため。
今考えているのはCHD を少し売っていこうと考えている。良い企業なのだが他に良い投資対象がありそちらに資本を回したいため。
具体的に何を増やそうと考えているかと言うと、
ORLY, GOOGL, MSFT, UNH, MTD あたりをさらに買い増したいと考えている。
ORLY, GOOGL, MSFT, UNH, MTD あたりをさらに買い増したいと考えている。
深掘り調査した結果これら銘柄にさらに資本を集中していきたいとの結論に至った。
下の「米国株」のところで応援クリックいただけると大変励みになります!
↓
米国株ランキング
(06:02)