債券市場
2020年02月20日
過熱する株式市場
株式市場が過熱しているがバブルの兆候はやはり債券市場に見られる。
米国国内ではCLO市場、ジャンク債市場などがバブっている。国債でもギリシャ債利回り1%以下など明らかにバブルだ。数年前にデフォルトした国の利回りが1%以下。ありえない。
現在金利は信用度を表していない。資金の需給しか表していない。
銀行も高格付け企業への融資への競争が激しくなっている。
株式市場は全体ではまだバブルではない。企業利益の成長率が高いためだ。もちろん今後バブル化する可能性はある。
株式市場ならどこにバブルが発生するか?
バブルとは資産の本質的価値を大幅に上回る現象なのでどんな資産にも起こりえる。問題はは起こりやすいかどうかだ。
株式でもより債券的な安定企業の株は債券同様にバブる可能性が高い。またテスラに見られるような一部のハイリスクなハイテク株、及び利益成長率10%以上の高成長株がバブル化する可能性が高い。
バブルについてバリュー投資家が気を付けておくべきことは?
バリュー投資家はバブルには興味ないがバブルはじけて火の粉が飛んでこないように十分気をつける必要がある。
バブル突入後気をつけるべきことは以下のふたつ。
①キャッシュをちゃんと持っていること。
②バブル崩壊して評価損が出まくっても冷静な判断ができる準備を日々しておくこと。
バブルがはじけるタイミングを当てようとするのはあまり賢くない。
一つは難しいのともう一つはメンタルトレーニング上良くないからだ。
バブルはじけるタイミング当てゲームは焦りという心理がその裏にあり潜在意識には儲けられないというメッセージを与えてしまうためメンタルには明らかにマイナスだからだ。
次のボトムでバーゲン買い込むためには強いメンタルが必要。
クールに見ておこう
債券市場がバブっているけどクールに見ているのが得策だ。
バリュー投資家はあくまで保有企業グレートビジネスの企業価値増加でリッチになるのだ。
伯Goの保有するグレートビジネスの株価も直近グングン上がっているが上がり過ぎだ。こんなに速いスピードで企業価値は増加していない。
ウザいのは今から入ってくる株主だ。彼らは企業よりも株価に興味がありそして大抵彼らは声がデカい。取締役会を通じて影響力を持ち始めたらヤバい。
彼らの声には耳をかさず企業価値の増加がちゃんとマネジされているかをモニターしよう。
それはバブルの前後でも変わらない。
賢明なる投資家を目指そう
賢明なる投資家のメンタルを備えた時あなたはすでにリッチなのだ。なぜならリッチなメンタルを持っている投資家ははリッチな行動しか取らない。リッチな行動を取る人はひたすらリッチになっていくからだ。
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